はじめに

写真に合った結合方法を選ぶ

初めての結合

Lightroom Classic のライブラリモジュールで写真を選択し、右クリックメニューから書き出し › RAW ファイルを結合、またはファイル › プラグインエクストラ › RAW ファイルを結合を選びます。整列モードとブレンドモードを選んで「OK」をクリックします。

おすすめの設定

用途整列ブレンド
星の軌跡星で整列 - 星空追尾AI マスク - 星の軌跡と前景
天の川と風景星で整列 - 星空追尾AI マスク - 星と前景を固定
深度合成自動整列 - 全フレームを使用深度合成 - 自動深度マップ
水や雲をなめらかに整列なし - 三脚通常 - 動きをぼかす
手持ち撮影のノイズを減らす夜景整列 - スマートフレーム選択中央値 - 動きを除去
シーンから人を消す自動整列 - 全フレームを使用中央値 - 動きを除去

整列モード

整列モードとブレンドモードを表示した MergeRAW の結合ダイアログ

撮影の合間にカメラや被写体がどう動いたかで選びます。

整列なし - 三脚

しっかり固定した三脚や、意図的な多重露光向け。深度合成ではフォーカスブリージングの補正は引き続き行われます。カメラも動いた場合は自動整列を使ってください。

自動整列 - 全フレームを使用

手持ち写真や、三脚がぶつかって動いた場合向け。写真を整列し、すべてのフレームを使います。

夜景整列 - スマートフレーム選択

同じ露出で撮った暗所での手持ち連写向け。ぶれたフレームや整列がうまくいかないフレームを除外します。まずは中央値で、よりクリーンでシャープな結果を試してください。動きをぼかすなら通常、固定するならゴースト除去を選びます。露出ブラケットには自動整列を使ってください。

ピクセルシフト

カメラのピクセルシフトや高解像度撮影のシーケンス向け。完全なシーケンスを 1 つだけ選択してください。ほとんどのカメラは 4、8、16、32 フレーム、Fujifilm X-Trans は 5 または 20 フレームを使います。通常を選び、何かが動いた場合はゴースト除去を選びます。

別々の撮影は別々に結合します。複数の撮影をまとめて処理するには RAW ファイルを結合(詳細) › バッチモード › シーケンスごとに結合を、Lightroom のスタックにはスタックごとに結合を使います。ピクセルシフトはどちらの深度合成ブレンドとも組み合わせられます。各フォーカス面の完全なシーケンスを選択してください。

ブレンドモード

動き、ノイズ、被写界深度について望む結果を選びます。使えるブレンドは整列モードによって異なります。

通常 - 動きをぼかす

ノイズを減らし、動きをやわらげます。水、雲、車の流れをなめらかにしたいときや、静止した被写体をよりクリーンに仕上げたいときに使います。

ゴースト除去 - 動きを固定

ノイズを減らしつつ、動く被写体はアクティブな写真のものを残します。人物や風に揺れる葉に便利です。夜景整列では、MergeRAW が基準写真を自動で選びます。

中央値 - 動きを除去

背景の各部分がほとんどのショットで遮られずに写っていれば、通り過ぎる人や車などの動く物体を消し去ります。夜景整列では、手持ち連写をよりクリーンに仕上げるために使います。

比較(明) - 星の軌跡と多重露光

暗い背景に明るい被写体を重ねていきます:星の軌跡、花火、ライトペインティングなど。自動補正で軌跡のつなぎ目がなめらかになり、偽色も減ります。2 つのワークフローの選び方は夜空のワークフローを参照してください。

比較(暗) - 明るい背景の多重露光

雪を背景にした鳥など、明るい背景に暗い被写体を重ねていきます。

深度合成

フォーカスブラケットを、被写界深度の深い 1 枚の写真に結合します。手前から奥へ、シャープにしたい範囲をすべてカバーするように撮影します。固定したカメラには三脚を、カメラが動いた場合は自動整列を使います。

自動で結合するには深度合成 - 自動深度マップを、マップを対話的に修正するには深度合成 - カスタム深度マップを選びます。どちらも最終的な DNG に微細なディテールを追加で保持します。ツール、ライブプレビュー、キーボードショートカットについては深度エディターガイドを参照してください。

夜空のワークフロー

クリーンな前景の上に点像の星や軌跡を得るために、自動マスクと編集可能なカスタムマスクのどちらかを選びます。夜空のワークフローガイドと対話型の空のマスクエディターを参照してください。

詳細設定

バッチ処理、ホットピクセル除去、ダークフレームとフラットフレーム、デモザイクの選択、出力オプション、トラブルシューティングについては詳細設定を参照してください。初期設定はシンプルなダイアログと同じです。

コマンドラインで TIFF を結合

コマンドラインツールでは、符号なし 8 ビットまたは 16 ビットの RGB およびグレースケールの TIFF も、Adobe DNG Converter なしで結合できます。Lightroom の結合ダイアログで扱えるのは RAW と DNG ファイルだけです。

TIFF は寸法が一致し、すべて RGB かすべてグレースケールである必要があります。RAW/DNG の入力とは分けてください。sRGB、Adobe RGB、ProPhoto RGB、Display P3 などの標準カラープロファイルを埋め込んでください。タグのない RGB は sRGB として、タグのないグレースケールはガンマ 2.2 として扱われます。

CMYK、パレット、アルファチャンネル、複数ページ、浮動小数点の TIFF には対応していません。ルックアップテーブル形式のプロファイルは、先に標準の作業用色空間に変換してください。結果は DNG になりますが、TIFF の書き出し時に失われた RAW データは復元できません。

空のマスクと深度マップの編集

スカイラインや深度合成の境界を手動で制御したい場合、コマンドラインツールでマップを書き出して編集し、新しい結合で再利用できます。空のマスクは空と前景を、深度マップは各領域をどの元写真から採るかを選択します。形式と保存・編集・読み込みの例はコマンドラインリファレンスを参照してください。Lightroom では、空のブレンドでカスタムマスクを、深度合成ブレンドでカスタム深度マップを選べば、コマンドラインを使わずに対話的に編集できます。

その他のツール